水戸黄門のお兄さんが築城、瀬戸内海の浮城

高松城 月見櫓(北の丸からの眺め)
目次
高松城の見どころとイベント



高松城と言えば、城からすぐに海に出れる開閉式の水の手御門が有名です。
海に出れる御門櫓は日本中でここにしかありません。(現在は、海と堀が道路で遮断され直接はつながっていませんが)
城内は長方形の敷地を総石垣で囲んだ本丸から時計回りに二の丸、三の丸、北の丸、東の丸(桜の馬場)、西の丸(現在は「ことでん玉藻町パーキング」)となっており、江戸時代当時はさらにその周りを堀が囲み、さらにその周りに外郭がありました。(現在は埋め立てられて道路や市街地になっています。)
城の見どころは、水の上に浮かぶように配置された石垣と櫓や橋といった建造物、そして三の丸に今も残る、藩主邸宅「披雲閣」とその庭園です。
現存する櫓の中でも水の手御門と渡櫓、月見櫓は、白漆喰と屋根のグレー、そして松が配された緑は調和のとれた水墨画のような佇まいです。
今回は、高松城西入口から二の丸、本丸へと渡り、二の丸に戻り三の丸の水の手御門と渡櫓、月見櫓、そして披雲閣庭園を散策しながら、披雲閣、桜の馬場、そして艮櫓に向かうルートで紹介いたします。
海に出れる御門櫓は日本中でここにしかありません。(現在は、海と堀が道路で遮断され直接はつながっていませんが)
城内は長方形の敷地を総石垣で囲んだ本丸から時計回りに二の丸、三の丸、北の丸、東の丸(桜の馬場)、西の丸(現在は「ことでん玉藻町パーキング」)となっており、江戸時代当時はさらにその周りを堀が囲み、さらにその周りに外郭がありました。(現在は埋め立てられて道路や市街地になっています。)
城の見どころは、水の上に浮かぶように配置された石垣と櫓や橋といった建造物、そして三の丸に今も残る、藩主邸宅「披雲閣」とその庭園です。
現存する櫓の中でも水の手御門と渡櫓、月見櫓は、白漆喰と屋根のグレー、そして松が配された緑は調和のとれた水墨画のような佇まいです。
今回は、高松城西入口から二の丸、本丸へと渡り、二の丸に戻り三の丸の水の手御門と渡櫓、月見櫓、そして披雲閣庭園を散策しながら、披雲閣、桜の馬場、そして艮櫓に向かうルートで紹介いたします。
高松城へのアクセス方法
飛行機で行く場合
飛行機で行く場合は、高松空港が最寄りとなります。
▶リムジンバスはJR高松駅までで1000円
(JR高松駅から徒歩2、3分で高松城です。)
所要時間は約40分です。
リムジンバスご利用の場合はこちらへ
ことでんバス運輸サービス部 TEL:087-821-3033(平日9時~17時)
▶高松空港から車・タクシーだと約30分程度
レンタカーは以下
・トヨタレンタカー高松空港 TEL:087-879-8100
・日本レンタカー高松空港ターミナルビル東営業所 TEL:087-814-3647
・日産レンタカー 高松空港店 TEL:087-879-8623
・オリックスレンタカー 高松空港カウンター TEL:087-840-5288
・タイムズカーレンタル高松空港カウンター TEL:087-879-0755
▶リムジンバスはJR高松駅までで1000円
(JR高松駅から徒歩2、3分で高松城です。)
所要時間は約40分です。
リムジンバスご利用の場合はこちらへ
ことでんバス運輸サービス部 TEL:087-821-3033(平日9時~17時)
▶高松空港から車・タクシーだと約30分程度
レンタカーは以下
・トヨタレンタカー高松空港 TEL:087-879-8100
・日本レンタカー高松空港ターミナルビル東営業所 TEL:087-814-3647
・日産レンタカー 高松空港店 TEL:087-879-8623
・オリックスレンタカー 高松空港カウンター TEL:087-840-5288
・タイムズカーレンタル高松空港カウンター TEL:087-879-0755
新幹線・電車で行く場合
山陽新幹線:JR岡山駅から快速で55分
JR大阪駅からJR岡山駅までは新幹線で約45分
JR大阪駅からJR岡山駅までは新幹線で約45分
車で行く場合
・神戸淡路鳴門自動車道から高松自動車道 高松中央ICから車で15分
ICから県道43号線を経由して行くとスムーズに着きます。
■カーナビへの登録は以下の情報で!
住所:香川県高松市玉藻町2−1
TEL:087-851-1521
ICから県道43号線を経由して行くとスムーズに着きます。
■カーナビへの登録は以下の情報で!
住所:香川県高松市玉藻町2−1
TEL:087-851-1521
駐車場
高松城、最寄りの場所からのアクセス方法
最寄りの駅はJR高松駅から徒歩で2、3分程度。
駅前広場を抜け左にJRホテルクレメント高松を見ながら進み横断歩道を渡ってすぐです。
駅前広場を抜け左にJRホテルクレメント高松を見ながら進み横断歩道を渡ってすぐです。
高松城を散策する
高松城城西入口から本丸へ



JR高松駅から真っすぐ東に向かうと数分で「玉藻公園」の石碑が見えてきます。
その奥が簾櫓跡と入口の石垣です。入口右手にチケット売場があります。
入口すぐが二の丸で、広場に沿うように配された木立のトンネルを抜けると鞘橋です。
「鞘橋」は廊下橋といわれる屋根付きの橋で、ちょっとしたトンネルのような雰囲気です。
鞘橋を越えると本丸で比較的こぢんまりとした広さですが、奥にある天守台石垣を登ると、瀬戸内海を一望できる美しい風景と、城の輪郭がはっきり見えます。
その奥が簾櫓跡と入口の石垣です。入口右手にチケット売場があります。
入口すぐが二の丸で、広場に沿うように配された木立のトンネルを抜けると鞘橋です。
「鞘橋」は廊下橋といわれる屋根付きの橋で、ちょっとしたトンネルのような雰囲気です。
鞘橋を越えると本丸で比較的こぢんまりとした広さですが、奥にある天守台石垣を登ると、瀬戸内海を一望できる美しい風景と、城の輪郭がはっきり見えます。
二の丸から月見櫓、水の手御門櫓



二の丸に戻り三の丸に入るとお城では珍しい釣り堀があります。
城内の堀に鯛を放流しているらしく、釣りも楽します。
堀に沿って木立を抜け左に折れると水の手御門櫓と月見櫓です。
時間によっては開閉して、外側の堀に出られるようです。
城内の堀に鯛を放流しているらしく、釣りも楽します。
堀に沿って木立を抜け左に折れると水の手御門櫓と月見櫓です。
時間によっては開閉して、外側の堀に出られるようです。
水の手御門櫓から「披雲閣」へ



水の手御門の左側に「披雲閣」へとつながる小さな門があります。
これをくぐると披雲閣庭園です。こぢんまりとした庭園ながら池や四季の木々に囲まれ趣深い風景が広がります。
庭園を抜けて飛び石のような回廊を抜けると「披雲閣」正面にでます。
残念ながら一般公開は正月三が日のみですが、研修やちょっとしたイベントでは貸し出されています。
これをくぐると披雲閣庭園です。こぢんまりとした庭園ながら池や四季の木々に囲まれ趣深い風景が広がります。
庭園を抜けて飛び石のような回廊を抜けると「披雲閣」正面にでます。
残念ながら一般公開は正月三が日のみですが、研修やちょっとしたイベントでは貸し出されています。
桜の馬場、そして東之丸艮櫓へ



披雲閣を後にして東之丸に向かうときれいな桜が出迎えてくれます。
東之丸には馬場(馬の厩舎)があり、桜の馬場とも呼ばれます。
やや低木でよく横にのびた桜の花が目の間に飛び込んでくるような感覚は、桜のパラソルがたくさんある感じです。
東の丸をずっと東に進むと艮櫓です。元々北の丸(北東の方角=丑寅)にあったものが東の丸(南東=辰巳の方角)に移築されたためこの名前がついています。
東之丸には馬場(馬の厩舎)があり、桜の馬場とも呼ばれます。
やや低木でよく横にのびた桜の花が目の間に飛び込んでくるような感覚は、桜のパラソルがたくさんある感じです。
東の丸をずっと東に進むと艮櫓です。元々北の丸(北東の方角=丑寅)にあったものが東の丸(南東=辰巳の方角)に移築されたためこの名前がついています。
高松城、トリビア

日本で唯一、城内で釣りができる城です。
鯛の養殖場があり、二の丸から三の丸に向かう途中に受付があります。ぜひ瀬戸内の真鯛に挑戦してみてください!
鯛の養殖場があり、二の丸から三の丸に向かう途中に受付があります。ぜひ瀬戸内の真鯛に挑戦してみてください!
高松城の御城印と百名城スタンプ
御城印販売場所
・高松城東入り口(東之丸艮櫓近くにあります)
・高松城西入口(高松駅から来るとこちらです)
・玉藻公園管理事務所(披雲閣内にあります)
の3か所
・1枚300円
・高松城西入口(高松駅から来るとこちらです)
・玉藻公園管理事務所(披雲閣内にあります)
の3か所
・1枚300円
日本100名城スタンプ設置場所
・高松城東入り口(東之丸艮櫓近くにあります)
・高松城西入口(高松駅から来るとこちらです)
・玉藻公園管理事務所(披雲閣内にあります)
の3か所
・高松城西入口(高松駅から来るとこちらです)
・玉藻公園管理事務所(披雲閣内にあります)
の3か所
高松城の入城情報
所在地
住所:香川県高松市玉藻町2−1
TEL:087-851-1521
TEL:087-851-1521
開城時間
8時30分~17時
休城日
1月1日~3日
料金
なし
おすすめの記事
製作スタッフ紹介
記事&写真担当

歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。