日本三大水城、水運で栄えた文化感じる扇城
中津城_天守と大鞁櫓櫓01
中津城_天守と大鞁櫓櫓01

目次

中津城の見どころとイベント

中津城_奥平神社と天守01
中津城_奥平神社と天守01
中津城_黒田勘兵衛と妻の像01
中津城_黒田勘兵衛と妻の像01
中津城_豊前の国 観月 中津 城あかり01
中津城_豊前の国 観月 中津 城あかり01
中津城の見どころは、復元された黒塗りの五層天守と、城を囲む石垣と堀の美しい調和です。特に海に面した水城としての構造は珍しく、干潮時には石垣の下に広がる干潟が姿を現す様は他の城にはない魅力です。
中津城は「扇城(おうぎじょう)」の別名を持ち、又、放射状に広がる城郭構造が扇を広げたような形をしていたことから「扇城(おうぎじょう)」とも呼ばれ平城と海城の特徴を併せ持つのが特徴です。
中津の城下町は山国川の河口に築かれ、水運・海運の要衝として栄えました。又、城下には福澤諭吉の旧居や合元寺(赤壁寺)などの史跡も点在し、歴史情緒豊かな町並みが広がっています。
中津城の築城は1588年に黒田孝高(黒田官兵衛)によって始まり、のちに細川忠興が改修を加えられました。又、江戸時代中期からは徳川家と親戚関係にあたる奥平家が城主として治めましたことにより名家の支配が続き、近世中津藩の中心となりました。
中津城では毎年秋に「中津城薪能」や「中津祇園」が行われ、歴史と文化を感じられる催しが人気です。また、福澤諭吉を称えるイベントやおまつが開かれ、学問の町・中津の一面が楽しめます。

中津城へのアクセス方法

飛行機で行く場合

大分空港から中津城までは、車で約60分程度で到着します。
▼レンタカーは以下
大分空港の場合
・トヨタレンタリース 大分空港店 0978 67 0007
・ニッポンレンタカー 大分空港店 0978-67-3324
・タイムズカー 大分空港店 0978-67-2929

新幹線・電車で行く場合

JR九州新幹線「小倉駅」から最寄りのJR日豊本線「中津駅」です。小倉駅から中津駅までは特急で30分強、普通電車でJ1時間強です。

車で行く場合

東九州自動車道の 上毛スマートIC(または定留IC)からは、中津城まで車で約10~15分で到着します。

駐車場

中津城(奥平家歴史資料館)は、中津城公園として整備されており無料の駐車場があります。
■「中津城公園」駐車場
〒871-0050 大分県中津市二ノ丁本丸1273−2

中津城の御城印と続百名城スタンプ

中津城の御城印

中津城の御城印は、中津城天守内売店にて御城印が販売されています。
中津城天守
住所:大分県中津市二ノ丁本丸1273−2
営業時間:毎日9:00~17:00
休業日:なし

中津城の日本続百名城スタンプ

中津城の百名城スタンプは、中津城天守内売店にて押印できます。
中津城天守
住所:大分県中津市二ノ丁本丸1273−2
営業時間:毎日9:00~17:00
休業日:なし

中津城の入城情報

所在地

〒871-0050 大分県中津市二ノ丁本丸1273−2

開城時間

毎日9:00~17:00

休城日

年中無休

料金

大人(高校生以上): 400円
子ども: 200円
団体(20名以上): 大人300円、子ども150円

製作スタッフ紹介

記事担当

倉の丞
倉の丞
歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。