諏訪エリア(諏訪湖と諏訪大社)

おすすめ観光スポットとして「諏訪エリア」についてご紹介します。
諏訪エリアは八ヶ岳や諏訪湖、霧ヶ峰高原など豊かな自然を感じることができる地域です。八ヶ岳は縄文時代から続く歴史文化があり、「縄文時代の首都」と称されることもあります。また、多くの遺跡や出土品も見つかっており、国宝に指定された土偶も存在します。そして諏訪の整った気候風土は、日本酒や味噌などの醸造文化やみずみずしく美味しい高原野菜やフルーツを育んでいます。
そんな雄大な自然が文化や信仰、生活と密接に結びついている諏訪の見どころについて、以下の2つをご紹介していきます。

諏訪エリアの見どころ①|諏訪湖

諏訪湖(秋)
諏訪湖(秋)
諏訪湖の夜景
諏訪湖の夜景
長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖は、周囲約16kmと信州の中で最も大きい湖です。
自然豊かな湖畔の散策やサイクリング、諏訪湖を観ながら足湯でのんびり過ごすことができ、四季を通じて楽しめる所が魅力です。遊覧船やボートなどのアクティビティーも人気があり、夏には日本全国、アジアでも有数の規模を誇る諏訪湖花火大会が開催されます。冬には「御神渡(おみわたり)」とよばれる、結氷が膨張して割れ裂ける現象が見られることがあり、「諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である」という言い伝えがあります。また、諏訪湖には武田信玄の墓があるという伝説も残っています。

諏訪エリアの見どころ②|諏訪大社

諏訪大社(本宮)
諏訪大社(本宮)
諏訪大社(下社)
諏訪大社(下社)
諏訪大社は最古の神社の一つで、全国に1万社以上の摂社・末社を持っています。諏訪湖の周辺に「諏訪大社上社 本宮」、「諏訪大社上社 前宮」、「諏訪大社下社 秋宮」、「諏訪大社下社 春宮」の4箇所の境内地があります。
古くからある信仰には、風と水を司る竜神や、風や水に直接関係のある農業の守護神としての信仰が有名です。水の信仰が海の守り神となり、古くからある港の近くにはお諏訪さまがお祀りされています。また、武勇の神として広く信仰され、現在は生命の根源、生活の源を守る神として多くの方が参拝に訪れています。

松本城から諏訪エリアへの行き方

松本城から諏訪湖までは、車で約45分
・高速だと松本ICから「長野自動車道/中央自動車道」を経由し、諏訪ICを出て、県道50号線を北上するルート
・一般道だと、国道・県道を使って、県道16号線から中央自動車道沿いに南下し、石舟渡で諏訪湖沿いに曲がって直進するルート
の2つあります。
電車は JR篠ノ井線 松本駅から上諏訪駅まで約45分で着きます。
松本城から松本駅は徒歩で20分程度。上諏訪駅から諏訪湖畔は、徒歩数分で到着いたします。
上諏訪駅には足湯が、周辺にはケヤキ並木や湖畔の散歩道もあります。諏訪湖の広い景色を眺めながらゆったり散策するのがおすすめです。
諏訪湖から「諏訪大社」へは、車での移動をおすすめします。諏訪大社は、諏訪湖の沿岸4ヶ所に鎮座しており、北岸から南岸への移動は、車でも30分程かかります。そのため、南岸に鎮座する上社(本宮・前宮)、北岸に鎮座する下社(春宮・秋宮)とそれぞれ分けて参拝する方が多いです。
・上社(本宮・前宮)へは、中央自動車道「諏訪IC」より約2㎞
・下社(春宮・秋宮)へは、中央自動車道「岡谷IC」より約5㎞
で到着します。