五大山城の1つ、浅井長政、お市の悲劇の城
小谷城跡ガイド館 浅井三代の里01
小谷城跡ガイド館 浅井三代の里01

小谷城の見どころとイベント

小谷城_大石垣01
小谷城_大石垣01
小谷城_本丸跡01
小谷城_本丸跡01
小谷城_小谷城からの眺め01
小谷城_小谷城からの眺め01
小谷城といえば、広大なエリアに拡張された戦国時代を代表する山城で、尾根伝いの郭と清水谷を中心にした屋敷跡が残る国指定の史跡です。
標高約495m小谷山(伊部山)から南の尾根筋に築かれ、日本五大山城の一つにも数えられています。
小谷城は浅井氏の居城で、亮政の時に主家京極氏のお家騒動に乗じて実権を握り、以来久政・長政と三代に渡り北近江を治め、城の拡張も進んだとされます。
大嶽城にあった本丸は城の拡張とともに尾根沿い南に移動し、山王丸、京極丸や本丸、桜馬場などの郭が拡張されていったと考えられています。
当時の北近江は海運が盛んで、日本海側からの物資を京都に運ぶ重要な拠点。
浅井氏はこうした利権を死守するため北陸の朝倉氏、比叡山延暦寺と同盟を結び、南から侵攻してきた織田信長に対抗していきます。
長政の代に入ると一時妻お市の兄である織田信長と同盟を結びますが、金ヶ崎口の戦いを皮切りに敵方に回り、姉川の戦い、志賀の陣と一貫して信長と戦います。
しかし、1571年に比叡山の焼き討ちで同盟相手だった延暦寺が信長に降伏すると形勢が徐々に変わっていきます。長政は、1573年の小谷城の戦いで奮戦むなしく自刃。
ここに浅井氏滅亡し、信長の命で木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)がこの地を治めます。
秀吉が居城を長浜へと移した際に小谷城の櫓や門、石垣などが運び出されたため当時の建物などはありませんが、現在も本丸や京極丸・山王丸といった曲輪や石垣が残り当時の名残を感じさせてくれます。
また、城入口にある小谷城戦国歴史資料館には当時の資料やジオラマなどが展示され、歴史背景がわかりやすく解説されています。
時代に翻弄されたお市とその娘たちの数奇な運命を感じながら登城してみてください。

目次

小谷城へのアクセス方法

飛行機で行く場合

伊丹空港から名神高速道路を使って車で約1時間55分

▼レンタカーは以下
・トヨタレンタカー大阪空港ターミナル 06-6844-0100
・日産レンタカー 大阪空港店 06-6856-2334
・ニッポンレンタカー 大阪空港ターミナル 営業所 06-4865-3970
・オリックスレンタカー 大阪空港店 06-6152-8070

▼バスで行かれる場合
 伊丹空港からバスでJR京都駅(約55分)
 JR京都駅からJR安土駅へ(約45分)

新幹線・電車で行く場合

東海道新幹線:JR米原下車
JR米原駅からJR河毛駅(約16分)
河毛駅から小谷城戦国ガイドステーションまではシャトルバス運行中。
徒歩で向かう場合は30分ほどでステーション到着です。

車で行く場合

北陸自動車道小谷城スマートICから国道265号線を通って約3分
■小谷城、カーナビでの登録は以下で!
小谷城戦国ガイドステーション
住所:〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部768

駐車場

■小谷城戦国ガイドステーション
住所:〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部768

■小谷城戦国歴史資料館駐車場
住所:〒529-0312 滋賀県長浜市小谷郡上町139

小谷城、最寄りの場所からのアクセス方法

小谷城_案内図01
小谷城_案内図01
小谷城へは、JR河毛駅からシャトルバスで小谷城戦国ガイドステーションへ
その後さらに中腹にある番所跡までシャトルバス。その後徒歩で本丸や山王丸に向かうと便利です。
お車の場合もステーションに駐車場がありますのでここから向かうといいでしょう。
今回のご案内は、小谷城戦国ガイドステーションから向かうルートでご紹介いたします。

小谷城を散策する

小谷城戦国ガイドステーション

小谷城跡ガイド館 浅井三代の里02
小谷城跡ガイド館 浅井三代の里02
小谷城_小谷寺01
小谷城_小谷寺01
小谷城跡の麓にある観光スポットで、小谷城登城のガイド基地になっています。
大きな兜の前で写真撮影がおすすめです。
近くには浅井氏の祈祷寺である小谷寺もあります。
ステーションからは番所跡までシャトルバスが運行しており、効率的に城巡りできます。

小谷城、番所跡

シャトルバスの折り返し駐車場があります。
ここから登山の始まりです。
入口の案内を確認しながら進みましょう。

小谷城の馬洗池、首据石、赤尾屋敷

小谷城_首据石01
小谷城_首据石01
赤尾屋敷跡(浅井長政自刃の地)0102
赤尾屋敷跡(浅井長政自刃の地)0102
番所跡から進むと左手に「御茶屋跡」「御馬屋跡」の各曲輪があります。
双方ともに軍事用の曲輪で「御馬屋跡」の清水谷方面には竪堀跡もあります。
さらに進むと、馬洗池があります。
馬洗池を後にして進むとほどなくして「首据石」が見えてきます。
ここをまっすぐ進むと浅井長政自刃の地である「赤尾屋敷」に出ます。
左手の道を上ると一段高いところに黒金門跡があります。
その名前から当時はここに大きな鉄製の門があったと考えられます。

小谷城の 本丸、中丸、刀洗池

小谷城_本丸跡02
小谷城_本丸跡02
小谷城_大刀洗池跡01
小谷城_大刀洗池跡01
小谷城_中丸跡01
小谷城_中丸跡01
黒金門跡を過ぎると一際大きな場所に出ます。ここが大広間です。
家臣たちとの協議する場所でったと考えられています。
さらに進むと本丸です。浅井長政はここで戦いの指揮をとっていたといわれています。
一段高いところが「中丸」その奥に進むと「刀洗池」があります。

小谷城の京極丸、小丸、山王丸

小谷城_小丸01
小谷城_小丸01
小谷城_山王丸01
小谷城_山王丸01
小谷城_大石垣02
小谷城_大石垣02
本丸の先には、大堀切があります。
これを越えて進むと中丸、刀洗池です。
さらに上ると京極丸。戦い当時、久政はここにいたと考えれれています。
小谷城の戦いでは織田方が清水谷から抜け道をつってこの中丸・京極丸を強襲したとされています。
山王丸には大石垣が残り、その遺構からほぼ垂直の形で石垣を組んだ高度な技術が伺えます。

小谷城戦国歴史資料館

小谷城戦国歴史資料館01
小谷城戦国歴史資料館01
旅の最後は、ガイドステーションに戻り徒歩で、小谷城戦国歴史資料館に向かいます。
12分ほどで到着です。
浅井氏と、その居城である小谷城をメインテーマに展示されています。
第1展示室では、3代浅井長政、お市の方や2代浅井久政らゆかりの人物の肖像画を展示するとともに、小谷城跡から出土した遺物を紹介。
第2展示室は、小谷城址保勝会所蔵の絵図や曲輪(くるわ)復元イラストが飾られ、小谷城の詳細な構造を知ることが出来ます。
歴史好きには必見です。

小谷城の御城印と百名城スタンプ

小谷城の御城印

以下で購入できます。
■小谷城戦国歴史資料館
住所:〒529-0312 滋賀県長浜市小谷郡上町139
TEL:0749-78-2320
料金は300円です。

小谷城の日本百名城スタンプ

小谷城の日本百名城スタンプは以下で押せます。

■小谷城戦国ガイドステーション
住所:〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部768

■JR河毛駅
住所:〒529-0317 滋賀県長浜市湖北町山脇

小谷城の入城情報

所在地

■小谷城戦国ガイドステーション
住所:〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部768

開城時間

24時間開城

休城日

年中無休

料金

無料

製作スタッフ紹介

記事担当

倉の丞
倉の丞
歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。

※写真は「写真AC」を使用