西?東?錦帯橋と城下町を見渡す山頂の天守
錦帯橋と山頂の天守
岩国城の見どころとイベント
岩国城の見どころは、日本三大名橋、錦帯橋と岩国の城下町と瀬戸の島々を見渡す天守閣の眺めでしょう。
錦帯橋は、1673(延宝元)年、岩国3代領主の吉川広嘉(きっかわひろよし)が建造したのがはじめといわれています。
石造りの基礎の上に美しいアーチを描く木造橋が架けられ、周囲の川面や山間の緑と相まって何とも言えない風情を感じさせてくれます。
天守を含む岩国城の城郭は、江戸時代初代領主吉川広家によって築城されましたが、一国一城令によってわずか6年で建物が取り壊されました。代わりに岩国山山麓に政庁がつくられその一角には領主吉川家の屋敷跡に建てられた錦雲閣が今も残ります。
岩国は四季を通じて祭りやイベントが豊富で、1月1日の岩国藩鉄砲隊の初放し、7月下旬の岩国港花火祭り、10月の白蛇ご神幸の踊り祭「岩国祭」などが催され、中でも有名な4月後半GW中に開催される錦帯橋祭りでは大名行列が橋を練り歩き、多くの観光客で賑わいます。
錦帯橋は、1673(延宝元)年、岩国3代領主の吉川広嘉(きっかわひろよし)が建造したのがはじめといわれています。
石造りの基礎の上に美しいアーチを描く木造橋が架けられ、周囲の川面や山間の緑と相まって何とも言えない風情を感じさせてくれます。
天守を含む岩国城の城郭は、江戸時代初代領主吉川広家によって築城されましたが、一国一城令によってわずか6年で建物が取り壊されました。代わりに岩国山山麓に政庁がつくられその一角には領主吉川家の屋敷跡に建てられた錦雲閣が今も残ります。
岩国は四季を通じて祭りやイベントが豊富で、1月1日の岩国藩鉄砲隊の初放し、7月下旬の岩国港花火祭り、10月の白蛇ご神幸の踊り祭「岩国祭」などが催され、中でも有名な4月後半GW中に開催される錦帯橋祭りでは大名行列が橋を練り歩き、多くの観光客で賑わいます。
目次
岩国城へのアクセス方法
飛行機で行く場合
岩国錦帯橋空港より車・タクシーで約20分
▼レンタカーは以下
トヨタレンタカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-3110
ニッポンレンタカー 岩国空港カウンター営業所 TEL:0827-29-3105
タイムズカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-3108
日産レンタカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-2301
岩国錦帯橋空港から城近くまでの直通バスはありません。
便利なのはタクシーですが、それ以外ですと岩国市役所前からバスに乗り「錦帯橋前」下車(乗車時間は約20分)
で向かうのが便利です。
▼レンタカーは以下
トヨタレンタカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-3110
ニッポンレンタカー 岩国空港カウンター営業所 TEL:0827-29-3105
タイムズカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-3108
日産レンタカー 岩国錦帯橋空港店 TEL:0827-29-2301
岩国錦帯橋空港から城近くまでの直通バスはありません。
便利なのはタクシーですが、それ以外ですと岩国市役所前からバスに乗り「錦帯橋前」下車(乗車時間は約20分)
で向かうのが便利です。
電車で行く場合
山陽本線「岩国駅」または山陽新幹線「新岩国駅」からバス約20分「錦帯橋バスセンター」
そこから徒歩10分で岩国城ロープウェイ「山麓駅」 ロープウエイで「山頂駅」到着
そこから徒歩5分
そこから徒歩10分で岩国城ロープウェイ「山麓駅」 ロープウエイで「山頂駅」到着
そこから徒歩5分
車で行く場合
山陽自動車道岩国I.C.より車で約10分
県道116号を横山方面へ向かいます。
県道116号を横山方面へ向かいます。
駐車場
・岩国城ロープウェー山麓駅前 駐車場
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目6 山麓駅
・横山河川敷運動広場 駐車場
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目3 駐車場
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目6 山麓駅
・横山河川敷運動広場 駐車場
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目3 駐車場
岩国城、最寄りの場所からのアクセス方法
岩国城へは、山陽新幹線「新岩国駅」から岩国駅行のバスに乗り15分、「錦帯橋」で下車。
そこから天守閣に登るロープウェイに向かいます。
今回は、ロープウェイで岩国城に登城し、歩道と遊歩道で天守に向かい、同じくロープウェイで下山後【錦雲閣】を見学しながら錦帯橋を目指すルートで紹介いたします。
そこから天守閣に登るロープウェイに向かいます。
今回は、ロープウェイで岩国城に登城し、歩道と遊歩道で天守に向かい、同じくロープウェイで下山後【錦雲閣】を見学しながら錦帯橋を目指すルートで紹介いたします。
岩国城を散策する
石垣群
ロープウェイで山頂に登り舗装された道路と細い郭道を5分ほど進むと岩国城本丸に到着します。
岩国城には現存する建築物はありませんが、古式穴太積み石垣と呼ばれる貴重な石垣が復元天守台、二の丸跡、本丸南側などで確認できます。
岩国城には現存する建築物はありませんが、古式穴太積み石垣と呼ばれる貴重な石垣が復元天守台、二の丸跡、本丸南側などで確認できます。
天守と天守跡
岩国城の天守は、初代岩国領主吉川広家(きっかわひろいえ)によって1608(慶長13)年に作られました。
元々の天守台は、西側の山間にある街道を見張らせるようにつくられ、毛利氏からの攻撃に備えていたかのようにも見えます。
天守は三層四階の桃山風南蛮造りでしたが、築城後7年で一国一城令により取り壊されました。
現在の天守閣は昭和37(1962)年に入って鉄筋コンクリートで再建されたもので、眼下には吉香公園、城下町、錦帯橋から岩国市内一面、岩国航空基地、岩国錦帯橋空港、瀬戸内海の島々や四国、宮島までが一望できます。
元々の天守台は、西側の山間にある街道を見張らせるようにつくられ、毛利氏からの攻撃に備えていたかのようにも見えます。
天守は三層四階の桃山風南蛮造りでしたが、築城後7年で一国一城令により取り壊されました。
現在の天守閣は昭和37(1962)年に入って鉄筋コンクリートで再建されたもので、眼下には吉香公園、城下町、錦帯橋から岩国市内一面、岩国航空基地、岩国錦帯橋空港、瀬戸内海の島々や四国、宮島までが一望できます。
錦雲閣
「錦雲閣」 (きんうんかく) は、明治18(1885)年に旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放された際、吉川家歴代を祀る吉香神社内の絵馬堂として建てられてもので、国の登録有形文化財にも指定されています。
旧藩時代の矢倉に似せて造られており、吉香公園の堀に面して立つその姿は、まるで一幅の日本画を見るようで、大変風情があります。
桁行6間、梁行4間、身舎5間×3間の入母屋造、桟瓦葺、楼閣風建築で、吉香公園内に偉容を誇り、階下は土間敷で、外周は入口を除き腰を板壁として内側に腰掛縁を設けています。階上は板敷で高欄付切目縁を廻してあります。
正面に、芦野文亀(ぶんき)の描いた鍾馗(しょうき)の絵が掲げられているほか、現在では目ぼしい絵馬は残っていません。「鍾馗」は、中国での疫病(やくびょう)神を追い払う神として信仰されており、岩国では、疱瘡(ほうそう)に対するお守り札とされていました。
旧藩時代の矢倉に似せて造られており、吉香公園の堀に面して立つその姿は、まるで一幅の日本画を見るようで、大変風情があります。
桁行6間、梁行4間、身舎5間×3間の入母屋造、桟瓦葺、楼閣風建築で、吉香公園内に偉容を誇り、階下は土間敷で、外周は入口を除き腰を板壁として内側に腰掛縁を設けています。階上は板敷で高欄付切目縁を廻してあります。
正面に、芦野文亀(ぶんき)の描いた鍾馗(しょうき)の絵が掲げられているほか、現在では目ぼしい絵馬は残っていません。「鍾馗」は、中国での疫病(やくびょう)神を追い払う神として信仰されており、岩国では、疱瘡(ほうそう)に対するお守り札とされていました。
錦帯橋
錦帯橋は東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並んで日本三大名橋の1つで国指定の名勝でもあります。
橋は、岩国領主、吉川広嘉が現在の橋の原型となる木造橋を架けたのが始まりといわれ、何度かの洪水で流されながらも改修や架け替えが行われて現在までその威容を保ち続けています。
木造部分の掛け替えは、旧錦帯橋でも江戸時代からほぼ橋大工の代替わりで行われていた定期的な伝統事業で、春の錦帯橋祭りでは江戸時代の大名行列が橋を通る様子も再現されています。
橋は、岩国領主、吉川広嘉が現在の橋の原型となる木造橋を架けたのが始まりといわれ、何度かの洪水で流されながらも改修や架け替えが行われて現在までその威容を保ち続けています。
木造部分の掛け替えは、旧錦帯橋でも江戸時代からほぼ橋大工の代替わりで行われていた定期的な伝統事業で、春の錦帯橋祭りでは江戸時代の大名行列が橋を通る様子も再現されています。
岩国城の御城印と百名城スタンプ
■岩国城の御城印
岩国城では御城印を販売しています。
・岩国城天守閣受付窓口
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
TEL:0827-41-1477
開館時間:9:00~16:45
■岩国城の日本百名城スタンプ
日本百名城スタンプは以下で希望者にのみ貸し出しとなります。
・岩国城天守閣受付窓口
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
TEL:0827-41-1477
開館時間:9:00~16:45
岩国城では御城印を販売しています。
・岩国城天守閣受付窓口
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
TEL:0827-41-1477
開館時間:9:00~16:45
■岩国城の日本百名城スタンプ
日本百名城スタンプは以下で希望者にのみ貸し出しとなります。
・岩国城天守閣受付窓口
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
TEL:0827-41-1477
開館時間:9:00~16:45
岩国城の入城情報
所在地
住所:〒741-0081 山口県岩国市横山3
TEL:0827-41-1477(錦川鉄道(株)岩国管理所)
TEL:0827-41-1477(錦川鉄道(株)岩国管理所)
開城時間
自由
岩国城天守閣のみ
9時~16時45分(入館16時30分まで)
岩国城天守閣のみ
9時~16時45分(入館16時30分まで)
休城日
料金
無料
岩国城天守閣のみ
大人260円
岩国城ロープウェイ
・往復料金 大人 560円 小学生 260円
・片道料金 大人 260円 小学生 150円
岩国城天守閣のみ
大人260円
岩国城ロープウェイ
・往復料金 大人 560円 小学生 260円
・片道料金 大人 260円 小学生 150円
製作スタッフ紹介
記事&写真担当
歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。