龍が住む徳川家康生誕の城「岡崎城」
岡崎城_天守と龍城神社(遠景)
岡崎城_天守と龍城神社(遠景)

岡崎城の見どころとイベント

岡崎城_オトリバーサイドテラス前の徳川家康像(正面)
岡崎城_オトリバーサイドテラス前の徳川家康像(正面)
岡崎城_天守(持仏堂曲輪入口付近から見た)
岡崎城_天守(持仏堂曲輪入口付近から見た)
岡崎城_東隅櫓
岡崎城_東隅櫓
岡崎城の見どころは、徳川家康生誕の城、そして乙川と矢作川や支流の伊賀川ぶつかる段急崖に築かれ、深い空堀や川を巧みに使った堀で守られた強固な防御力です。
岡崎城の建造物は、まず岡崎公園の少し南西寄りにある天守閣が代表的です。天守閣のすぐ隣には清海堀や龍城神社が、南側には龍城堀があります。また天守閣の北側は二の丸となっており、三河武士のやかた家康館や大手門などが見どころです。二の丸の東側には東曲輪があり、東隅櫓もそびえています。
岡崎城を舞台にしたイベントとして、毎年8月の「岡崎城下家康公夏まつり」と12月の「家康公生誕祭」が代表的です。「岡崎城下家康公夏まつり」では、1590(天正18)年8月の家康の江戸入りを記念し、味噌六太鼓や岡崎泰平踊りなどが行われます。一方「家康公生誕祭」では、1542(天文11)年12月の家康誕生を記念し、龍城神社での降誕祭や街中での竹千代行列などを行う行事です。

目次

岡崎城へのアクセス方法

飛行機で行く場合

中部国際空港より車・タクシーで約1時間
▼レンタカーは以下
トヨタレンタリース 中部国際空港店:0569-38-0100
ニッポンレンタカー 中部国際空港営業所:0569-38-8560
タイムズカー 中部国際空港店:0569-38-7055
オリックスレンタカー 中部国際空港カウンター:0569-38-7760
日産レンタカー 中部国際空港:0569-38-1123

中部国際空港より電車・バスで約1時間10分
最寄り駅:名鉄東岡崎駅より徒歩約15分、バス利用で約3分

新幹線・電車で行く場合

名鉄名古屋本線東岡崎駅北口より徒歩約15分、名鉄バスで約3分、「殿橋」バス停下車後徒歩約3分

車で行く場合

東名高速道路岡崎I.C.より車で約10分
国道1号線を名古屋市方面に進み、「岡崎公園前」交差点で左折してください

駐車場

・岡崎公園駐車場
場所:愛知県岡崎市康生町561-1
利用時間:24時間
料金:
7:00~22:00:30分100円
22:00~7:00:30分50円
上限額:24時間につき1,500円
収容台数:普通車150台
TEL: 0564-24-2204(三河武士のやかた家康館)

岡崎城、最寄りの場所からのアクセス方法

岡崎城は愛知県岡崎市康生町地区にある平山城です。江戸幕府を開いた徳川家康が生まれた城としても知られています。
また日本百名城の1つにも選ばれている城です。
岡崎城の別名に「竜ヶ城」があります。城が築かれた場所に古くから竜神が住んでおり、築城後に守り神となったとされるためです。1542(天文11)年に家康が生まれた際に竜神が現れた言い伝えもあります。

岡崎城を散策する

大手門

岡崎城_大手門
岡崎城_大手門
岡崎城_公園石碑
岡崎城_公園石碑
岡崎城_大手門(正面)
岡崎城_大手門(正面)
大手門は三河武士のやかた家康館のすぐ東側にそびえる門です。現在あるものは1993(平成5)年に岡崎公園の表玄関にふさわしい建物として再建されました。高さ11m・幅16.4m・奥行き6.3mという規模で、石垣を伴った入母屋造りが特徴です。石垣部分には地元産の御影石が使われ、瓦には江戸物が使われています。
もともと大手門は現在地より北東にある寺院・浄瑠璃寺の南側にそびえていたものです。江戸時代の記録によれば、桁行十間(約18.2m)・梁行二間四尺(約3m)ほどの規模だったとされています。

三河武士のやかた家康館

岡崎城_二の丸(三河武士のやかた、石碑)
岡崎城_二の丸(三河武士のやかた、石碑)
岡崎城_三河武士のやかた(入口正面)
岡崎城_三河武士のやかた(入口正面)
岡崎城_二の丸(三河武士のやかた、正面)
岡崎城_二の丸(三河武士のやかた、正面)
三河武士のやかた家康館は、岡崎城二の丸にある歴史資料館です。岡崎城で生まれ天下を平定した徳川家康の生涯や、彼を支えた三河武士団たちをテーマとした展示が見られます。
地上1階・地下1階の2階構成になっており、常設展示コーナーは地下1階にあります。展示構成は家康に仕えた大久保彦左衛門が著した『三河物語』の内容に基づいたものです。家康以前の松平氏や譜代家臣団の形成にも触れられています。
また関ヶ原の戦いの模型展示もあり、直径7mにも及ぶジオラマ・人形・大型スクリーンを駆使した解説は臨場感を味わえるものです。ほかにも戦国時代の武器・武具の模型もあり、実際に手に取ったり兜をかぶったりすることもできます。ちなみに1階にも甲冑試着体験コーナーがあり、家康や彼の家臣が使っていた甲冑を実際に試着できる点で見どころです。

能楽堂

岡崎城_二の丸にある徳川家康しかみ像
岡崎城_二の丸にある徳川家康しかみ像
岡崎城_二の丸能楽堂(正面)
岡崎城_二の丸能楽堂(正面)
岡崎城_二の丸能楽堂
岡崎城_二の丸能楽堂
三河武士のやかた家康館左隣は小さな庭園となり、しかめ家康公の像があります。この像の左にあるのが二の丸能楽堂です。
能好きの家康にちなんで建てられた本格的な野外能楽堂です。
現在は能だけではなく古典芸能の発表会に使われたり、教室や集会にも使われています。

持仏堂曲輪の腰巻石垣

岡崎城_持仏堂曲輪の土塁
岡崎城_持仏堂曲輪の土塁
岡崎城_持仏堂曲輪の腰巻石垣
岡崎城_持仏堂曲輪の腰巻石垣
岡崎城_持仏堂曲輪の堀切と板谷曲輪
岡崎城_持仏堂曲輪の堀切と板谷曲輪
能楽堂を右に見ながら進むと持仏堂曲輪の石垣が見えてきます。石垣は腰巻石垣と呼ばれ、下が石垣、上が土塁で造られています。
江戸城山里曲輪や彦根城にも使われています。
持仏堂曲輪の石垣を左に見ながらさらに進むと右手側が板谷曲輪です。

坂谷門と産湯の井戸

岡崎城_伊賀川と板谷門跡
岡崎城_伊賀川と板谷門跡
岡崎城_板谷門跡の石垣と天守
岡崎城_板谷門跡の石垣と天守
岡崎城_産湯の井戸
岡崎城_産湯の井戸
板谷曲輪には、坂谷門がありました。板谷門は城内でも搦手(裏門)に当たる場所で、往時には坂谷門から天守閣が面している空堀に沿いながら南周りに本丸に行けるようになっていました。現在では石碑のみが残っています。
門は2つの門と塀で構成される枡形になっており、外には土橋や馬出しが設けられていました。2020(令和2)年に行われた発掘調査の結果、枡形にあった外側の門と内側の門は直線状ではなく筋違いに設置されていたことが明らかになりました。
なお坂谷門跡を入って左手に向かったところには、東照公産湯の井戸があります。家康が誕生した際に産湯に使われた水を汲んだとされる井戸で、城内有数の見どころの1つです。

本丸埋門石垣群

岡崎城_天守(板谷曲輪から見た)
岡崎城_天守(板谷曲輪から見た)
岡崎城_本丸埋門北袖石垣
岡崎城_本丸埋門北袖石垣
岡崎城_本丸埋門石垣
岡崎城_本丸埋門石垣
板谷曲輪から本丸に向かうと埋門があった石垣が左右に現れます。
左側の本丸埋門北袖石垣は江戸前期の構築されたもとされています。
埋門石垣をこえるといよいよ本丸で、入ってすぐ左手に天守閣が見えます。

天守閣

岡崎城_天守(本丸埋門付近で見た)
岡崎城_天守(本丸埋門付近で見た)
岡崎城_天守と龍城神社
岡崎城_天守と龍城神社
岡崎城_本丸からの眺め
岡崎城_本丸からの眺め
天守閣は岡崎城の本丸にそびえる3層5階の建物です。豊臣政権時代に入城した田中吉政が最初に築きました。そして江戸幕府成立後の1617(元和3)年には当時の城主・本多康紀・忠利親子が3重4階建ての望楼付きの複合型天守に改築しています。
江戸時代を通じて城の代表的な建物として機能しましたが、明治時代に廃城となった際、破却されました。1959(昭和34)年に復元を望む岡崎市民の声を受けて再建されました。
建物内のうち2~4階は歴史博物館となっています。展示内容は江戸時代の岡崎藩による支配や城下町の様子が中心で、展示品・模型・ジオラマシアターを通じて解説されています。特に2階には岡崎藩で所蔵していた武器や武具、藩政にまつわる資料を多く展示している点がポイントです。
最上階の5階は展望台となっており、岡崎の街並み・矢作川・三河の山々などの景色を360度のパノラマで見られます。天井付近には家康の生涯にゆかりのある城の写真も展示されており、合わせて見ごたえ抜群です。

龍城神社

岡崎城_龍城神社
岡崎城_龍城神社
龍城神社は岡崎城天守閣のすぐ隣にある神社です。徳川家康が天下を平定した後、岡崎の人々が彼の偉業を讃えるための東照宮として創建されました。後に家康に仕えた猛将・本多忠勝も合祀され、岡崎市内で中心的な神社とみなされるようになりました。また社殿は日光東照宮の御神木で建立されています。
神社名に出てくる「龍」とは、岡崎城に古くから住んでいたとされる龍神です。龍神は室町時代に西郷稠頼(頼嗣)が築城した際に乙女の姿を借りて現れたため、稠頼は守護神として城内で祀ったとされています。また家康が誕生した際も龍神が天に昇った言い伝えがあることから、パワースポットとしても有名です。
境内の一角には「龍の井」と呼ばれる井戸があり、龍神が現れたとされています。出世・開運・安産・厄除けのご利益があると言われていることから、城を訪れる観光客が多く立ち寄っています。正月に振舞われる江戸城で食されていたうさぎ汁も名物です。

清海堀

岡崎城_巽閣
岡崎城_巽閣
岡崎城_清海堀(北側)
岡崎城_清海堀(北側)
岡崎城_廊下橋(持仏堂曲輪から見た)
岡崎城_廊下橋(持仏堂曲輪から見た)
龍城神社を後にすると巽閣が見えてきます。
これを越えてさらに進むと持仏堂曲輪で、本丸とこの曲輪を隔てる南北の空堀が清海堀です。
名前は岡崎城を最初に建てた西郷稠頼(頼嗣)の法名「清海入道」が由来となっています。
清海堀は本丸と持仏堂曲輪(本丸と二の丸の間に位置)の間に掘られたものです。堀の存在によって敵が攻めてきた際、持仏堂曲輪を通らなければなりませんでした。守備側にとっては堀があるおかげで攻め込む敵を狙撃できたため、本丸を守る重要な存在だったと言えます。ちなみに堀の本丸側には石垣が積まれており、家康が関東に移った後に入城した田中吉政が設けたものです。
堀の深さは石垣側で約8mにも及び、城内の堀では最も深いとされています。ただ近年の発掘調査の結果、後の時代に土砂が堆積したことが明らかになっており、本来はもっと深かったと考えられています。

菅生曲輪から再び二の丸へ

岡崎城_菅生曲輪跡(芝生公園)と東曲輪の土塀と東隅櫓
岡崎城_菅生曲輪跡(芝生公園)と東曲輪の土塀と東隅櫓
持仏堂曲輪で、天守閣、廊下橋を見て隠居曲輪に下ると休屋があります。
更に左手に進むと菅生曲輪となり、曲がりくねった小径を上ると再び二の丸につきます。

東隅櫓

岡崎城_東隅櫓と駐車場
岡崎城_東隅櫓と駐車場
東隅櫓は二の丸に至る切り通しにあった櫓です。城の中核である二の丸を守る防衛の要衝として、明治時代の廃城時までそびえていました。通常時は弓矢や鉄砲の弾薬を納めておく武器庫の役割を果たしています。岡崎公園の駐車場になっている場所に2010(平成22)年3月に再建されました。
望楼式二重櫓となっており、高さは9.4mにも及びます。屋根の部分は入母屋造りになっており、瓦には岡崎藩主本多氏の家紋・立ち葵紋が入っています。また壁の部分は白色の漆喰塗りになっています。なお櫓の下側には石垣も備えており、再建の際は実際に発掘調査で出土した石材が用いられました。

岡崎城の御城印と百名城スタンプ

岡崎城の御城印

2022年6月16日(木)~2023年1月(予定)まで、施設リニューアルのため岡崎城(天守閣)は休館です。
休館中は、御城印を三河武士のやかた家康館の窓口にて販売。
住所:愛知県岡崎市康生町561−1
TEL:0564-24-2204

岡崎城の百名城スタンプ

2022年6月16日(木)~2023年1月(予定)まで、施設リニューアルのため岡崎城(天守閣)は休館です。
休館中は、御城印を三河武士のやかた家康館にてスタンプが押せます。
住所:愛知県岡崎市康生町561−1
TEL:0564-24-2204
※8月29日から三河武士のやかた家康館も休館となります。休館期間中の御城印、スタンプへの対応は未定とのこと。

岡崎城の入城情報

所在地

住所:愛知県岡崎市康生町561-1
TEL:0564-22-2122

開城時間

9:00~17:00
(入場は閉場時間の30分前まで)

休城日

年末年始(12月29日~1月3日)

料金

・岡崎城・家康館2館共通券:
個人:大人(中学生以上)510円、小人(5歳以上)270円
団体(30名以上100名未満):大人(中学生以上)410円、小人(5歳以上)220円
団体(100名以上):大人(中学生以上)320円、小人(5歳以上)170円

・岡崎城:
個人:大人(中学生以上)200円、小人(5歳以上)100円
団体(30名以上100名未満):大人(中学生以上)160円、小人(5歳以上)80円
団体(100名以上):大人(中学生以上)130円、小人(5歳以上)60円

・三河武士のやかた家康館:
個人:大人(中学生以上)360円、小人(5歳以上)200円
団体(30名以上100名未満):大人(中学生以上)280円、小人(5歳以上)160円
団体(100名以上):大人(中学生以上)230円、小人(5歳以上)130円