東北三大名城、総石垣の城郭と白い木造天守
白河小峰城 階段から見た前御門と三重櫓
白河小峰城の見どころとイベント
城の見どころは、見事な総石垣の二の丸と本丸の高石垣、そして日本に5城しかない木造復元の三重天守及び前御門でしょう。清水門跡から東側に向かって折れながら階段を上り、その先に見える天守の白壁と黒の下板、瓦のグレーの色合いは端麗な美しさを備えており、やや赤みの強い桜色が入り混じる春や、青い空とのコントラストが際立つ夏には特におすすめです。
また二の丸内の小峰城歴史館は外観とともに館内もきれいで、城の歴史や歴代藩主の刀剣、武具など様々な展示品が置かれ、歴史ファン必見の場所になっています。
また二の丸内の小峰城歴史館は外観とともに館内もきれいで、城の歴史や歴代藩主の刀剣、武具など様々な展示品が置かれ、歴史ファン必見の場所になっています。
目次
白河小峰城へのアクセス方法
飛行機で行く場合
福島空港から車・タクシーで約35分
▼レンタカーは以下
・トヨタレンタカー 福島空港店 TEL:0247-57-1371
・日産レンタカー 福島空港カウンター店 TEL:0247-57-1373
・ニッポンレンタカー 福島空港営業所 TEL:0247-57-1377
・オリックスレンタカー 福島空港カウンター TEL:024-925-0543
福島空港から電車で約1時間30分
最寄り駅:JR白河駅
・白河駅から徒歩で約5分。
▼レンタカーは以下
・トヨタレンタカー 福島空港店 TEL:0247-57-1371
・日産レンタカー 福島空港カウンター店 TEL:0247-57-1373
・ニッポンレンタカー 福島空港営業所 TEL:0247-57-1377
・オリックスレンタカー 福島空港カウンター TEL:024-925-0543
福島空港から電車で約1時間30分
最寄り駅:JR白河駅
・白河駅から徒歩で約5分。
新幹線・電車で行く場合
東北新幹線:新白河駅から電車で約5分
・新白河駅からJR東北本線(下り)に乗車し、白河駅で降車してください。白河駅からは徒歩で約5分です。
・新白河駅からJR東北本線(下り)に乗車し、白河駅で降車してください。白河駅からは徒歩で約5分です。
車で行く場合
・東北自動車道 白河中央スマートICから車で20分
ICから国道4号線または294号線を経由して行くとスムーズに着きます。
■白河小峰城、カーナビの登録は以下の情報で!
住所:福島県白河市郭内
TEL:0248-22-1147
ICから国道4号線または294号線を経由して行くとスムーズに着きます。
■白河小峰城、カーナビの登録は以下の情報で!
住所:福島県白河市郭内
TEL:0248-22-1147
駐車場
・城山公園駐車場
住所:福島県白河市郭内地内
利用時間:24時間営業
料金:無料
収容台数:普通車100台、大型車10台
住所:福島県白河市郭内地内
利用時間:24時間営業
料金:無料
収容台数:普通車100台、大型車10台
白河小峰城、最寄りの場所からのアクセス方法
白河小峰城は車でも電車でも非常に便利な場所にあります。
電車ではJR東北本線 白河駅で下車し北側に徒歩2分、駐車場を北に突っ切ると二の丸への入り口(南入口)が見えてきます。車で来た場合も駅の北側すぐに広めの駐車場がありますので迷わず駐車して南入口から城へ向かえます。
電車ではJR東北本線 白河駅で下車し北側に徒歩2分、駐車場を北に突っ切ると二の丸への入り口(南入口)が見えてきます。車で来た場合も駅の北側すぐに広めの駐車場がありますので迷わず駐車して南入口から城へ向かえます。
白河小峰城を散策する
旧三の丸と二の丸
南入口から入場券を買い入城すると、すぐ左側に小峰城歴史館、その奥には白河集古苑があります。ここは旧三の丸の西側にあたります。入って右側には青々とした芝生が広がっていますが、大きなくぼみがあるのがわかります。元々は西側の三の丸と二の丸との間にあった水堀で、その先に見える黒い建物(二ノ丸茶屋)あたりから東入口付近までが二の丸でした。
二の丸内堀と清水門跡、桜之門跡
歴史館、集古苑を越えて東に向かって進んでいくと、すぐに大きな石垣群が目に飛び込みます。打込み接ぎで作られた見事な石垣の勾配は美しく、東北三大名城たる所以でもあります。その石垣の前には、西側の帯曲輪をぐるりと囲むような内堀と、東側を竹の丸へと向かう内堀に分かれます。その内堀を左右に見ながら渡った先が清水門跡です。ここから本丸へのルートは、西側に折れて桜之門跡から登城するルートと東側を回りながら石垣を上り前御門から登城するルートの2つあります。
前御門から本丸へ
清水門跡から右手に折れ東側をぐるりと回りながら石垣を上れば、そこには前御門と美しい三重天守が見えてきます。前御門をくぐると、本丸のすぐ右手が雪見櫓跡、左手が富士見櫓跡になります。
双方からは、雄大な阿武隈川の流れと三本槍岳や猪苗代湖に続く険しい福島の山々が見えます。
双方からは、雄大な阿武隈川の流れと三本槍岳や猪苗代湖に続く険しい福島の山々が見えます。
天守(三重櫓)
天守(三重櫓)は1632年(寛永9年)に丹羽長重によって建てられました。複合式層塔型3重3階の櫓で、当時は「三重御櫓」と呼ばれ、実質的な天守であったと考えられています。白壁に黒塗りの下見板張りの建築様式は、豊臣方の大名の建築様式と徳川方の大名の中間的なものとも言える特徴的なものです。
また、石垣上端の付櫓や2階に出窓を付けた姿は、鶴ヶ城(会津若松城)と似ています。現在の天守は、1991年に創建当時の天守見取り図を元に忠実に木造復元されたもので、木材には戊辰戦争の激戦地となった松並稲荷山の杉を使っており、天守内の柱をみると弾傷が確認できるところもあります。
また、石垣上端の付櫓や2階に出窓を付けた姿は、鶴ヶ城(会津若松城)と似ています。現在の天守は、1991年に創建当時の天守見取り図を元に忠実に木造復元されたもので、木材には戊辰戦争の激戦地となった松並稲荷山の杉を使っており、天守内の柱をみると弾傷が確認できるところもあります。
白河小峰城、近くの観光地情報
おすすめ観光スポットについてご紹介します。
福島県にある白河小峰城下町は、東日本大震災の被害を受けましたが、現在も歴史的・文化的な資源が多く残っています。特に、旧奥州街道沿いの町並みは、「カギ型状」の屈曲部が変わらず残っており、町屋や商家、寺院などが立ち並び、歴史を感じられる風情が残っています。また白河は、松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場しています。再建された白河小峰城とともに、城下町の名所や旧跡に足を運んでみてはどうでしょう。
福島県にある白河小峰城下町は、東日本大震災の被害を受けましたが、現在も歴史的・文化的な資源が多く残っています。特に、旧奥州街道沿いの町並みは、「カギ型状」の屈曲部が変わらず残っており、町屋や商家、寺院などが立ち並び、歴史を感じられる風情が残っています。また白河は、松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場しています。再建された白河小峰城とともに、城下町の名所や旧跡に足を運んでみてはどうでしょう。
おすすめ観光スポット①|南湖公園
南湖公園は、松平定信が築造した日本最古と言われている公園で、国の史跡名勝に指定されています。松平定信が武士も庶民も共に楽しむという意味の「士民共楽」という理念をもとに南湖を築き、現在でもその考えが受け継がれています。園内には、茶室の「共楽亭」や日本文化の伝承を体現した庭園「翠楽苑」、南湖神社などがあります。翠楽苑では、抹茶や生菓子が楽しめますので、園内を散歩したあとの休憩におすすめです。四季折々の景色や美しい庭園を眺めながらゆったりした時間を過ごしてみてください。
ホームぺージ:http://shirakawa315.com/sightseeing/nanko.html
ホームぺージ:http://shirakawa315.com/sightseeing/nanko.html
白河小峰城から南湖公園への行き方
白河小峰城から南湖公園への行き方
南湖公園は、白河小峰城から車で20分程度です。東北本線白河駅を通り過ぎ、南湖に向かって南下していくと到着します。
バスでは、JRバス関東「白河駅前」から祖父岡行に乗車し、「南湖公園」で下車してください。乗車時間は約20分です。「白河駅前」には徒歩10分程度、「南湖公園」からは徒歩10分程度で到着します。
南湖公園は、白河小峰城から車で20分程度です。東北本線白河駅を通り過ぎ、南湖に向かって南下していくと到着します。
バスでは、JRバス関東「白河駅前」から祖父岡行に乗車し、「南湖公園」で下車してください。乗車時間は約20分です。「白河駅前」には徒歩10分程度、「南湖公園」からは徒歩10分程度で到着します。
おすすめ観光スポット②|白河関跡
白河関跡は、奥州三古関のひとつであり、国指定史跡でもあります。奈良時代から平安時代頃の国境の関として機能していたと言われています。また、松尾芭蕉をはじめとする、能因法師や平兼盛などの時代を代表する歌人や俳人が多くの歌を残しており、和歌の名所として多くの歌人が憧れた地です。周辺には、関の守り神である「白河神社」や白河関を詠んだ歌が刻まれている「古歌碑」、空堀・土塁跡などがあります。また、白河関跡には「白河関の森公園」が隣接されており、白河地方の直家造りの民家を移築した家や奥の細道遊歩道など、様々な施設が設置されています。松尾芭蕉のように、歌人になった気分で白河関跡周辺を観光してみましょう。
ホームぺージ:http://shirakawa315.com/sightseeing/seki.html
ホームぺージ:http://shirakawa315.com/sightseeing/seki.html
白河小峰城から白河関跡への行き方
白河関跡は、白河小峰城から車で25分程度です。南湖公園の方向に向かって南下していただき、白河関の森公園の近くにあります。
バスでは、福島交通 「白河駅前」から関の森公園行に乗車し、「関の森公園」で下車してください。乗車時間は約35分です。「白河駅前」には徒歩10分程度で到着します。
バスでは、福島交通 「白河駅前」から関の森公園行に乗車し、「関の森公園」で下車してください。乗車時間は約35分です。「白河駅前」には徒歩10分程度で到着します。
白河小峰城の御城印と百名城スタンプ
白河小峰城では御城印の販売を行っています。旅の記念にぜひ購入してみてください。
御城印は、白河小峰城内にある二ノ丸茶屋にて販売されています。(定休日の場合は、JR白河駅舎内の白河観光物産協会で販売)
料金は1枚200円です。
日本百名城スタンプは、白河小峰城内の再建三重櫓入口で押せます。
■ 二ノ丸茶屋
住所:福島県白河市郭内1
TEL:0248-24-0275
開館期間:年末年始、毎週水曜日(11月~3月)
開館時間:9時30分~17時(4月~10月)
9時30分~16時(11月~3月)
御城印は、白河小峰城内にある二ノ丸茶屋にて販売されています。(定休日の場合は、JR白河駅舎内の白河観光物産協会で販売)
料金は1枚200円です。
日本百名城スタンプは、白河小峰城内の再建三重櫓入口で押せます。
■ 二ノ丸茶屋
住所:福島県白河市郭内1
TEL:0248-24-0275
開館期間:年末年始、毎週水曜日(11月~3月)
開館時間:9時30分~17時(4月~10月)
9時30分~16時(11月~3月)
白河小峰城の入城情報
所在地
住所:福島県白河市郭内
TEL:0248-22-1147
TEL:0248-22-1147
開城時間
[三重櫓]
4月~10月:9時30分から17時
11月~3月:9時30分から16時
[歴史館]
9時~16時30分(入館は16時まで)
4月~10月:9時30分から17時
11月~3月:9時30分から16時
[歴史館]
9時~16時30分(入館は16時まで)
休城日
[三重櫓]
12月29日から1月3日
[歴史館]
毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
12月29日から1月3日
[歴史館]
毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
料金
[三重櫓]
無料
[歴史館]
一般:300円
小中高生:100円
一般団体(20名以上):250円
小中高生団体(20名以上):50円
障がい者:100円
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳をご提示ください。(小学生、中学生、高校生の方は手帳の提示により無料)
※介助者(上記障がい者1名につき1名)は観覧料無料となります。
※福島県が交付する外国人留学生文化施設等無料観覧証を提示した方は、無料で観覧できます。
※文化の日(11月3日)は入館無料
無料
[歴史館]
一般:300円
小中高生:100円
一般団体(20名以上):250円
小中高生団体(20名以上):50円
障がい者:100円
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳をご提示ください。(小学生、中学生、高校生の方は手帳の提示により無料)
※介助者(上記障がい者1名につき1名)は観覧料無料となります。
※福島県が交付する外国人留学生文化施設等無料観覧証を提示した方は、無料で観覧できます。
※文化の日(11月3日)は入館無料
製作スタッフ紹介
記事&写真担当
歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。