光の入る美しい天守内と御殿「掛川城」
掛川城_天守(三日月堀付近から見た)
掛川城_天守(三日月堀付近から見た)

掛川城の見どころとイベント

掛川城_天守の内部(階段)
掛川城_天守の内部(階段)
掛川城_二の丸御殿(掛川城天守から見た)
掛川城_二の丸御殿(掛川城天守から見た)
掛川城_二の丸御殿と庭
掛川城_二の丸御殿と庭
掛川城の見どころは、日本初の「本格木造天守閣」として復元された美しい天守。光が差し込みきれいな木目がはっきり見える内部は必見です。
二の丸御殿は江戸時代当時の執務所として使われた貴重な建物で国の重要文化財にも指定されています。
掛川城周辺には、四季桜、しだれ桜、ソメイヨシノが約130本植えられており、毎年春には多くの人の目を楽しませています。

目次

掛川城へのアクセス方法

飛行機で行く場合

富士静岡空港から県道415号を使って車で約30分
▼レンタカーは以下
・トヨタレンタカー 富士山静岡空港店 0548-25-3100
・日産レンタカー 富士山静岡空港店 0548-29-1723
・ニッポンレンタカー 富士山静岡空港 営業所 0548-29-2660
・オリックスレンタカー 富士山静岡空港店 0548-25-0543

▼バス、シャトルタクシーで行かれる場合
・バスで行く場合
 富士静岡空港からバスでJR藤枝駅(約35分)
 JR藤枝駅からJR掛川駅へ(約25分)
・シャトルタクシーで行く場合
 富士静岡空港からシャトルタクシーでJR掛川駅南口(約30分)
 http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/access/to-airport/limousine/limousine-24628-86282-61868/
 ※富士静岡空港からJR掛川駅南口へは予約なしで定期的に発車、
   JR掛川駅から富士静岡空港へは予約必要

新幹線・電車で行く場合

東海道新幹線:JR掛川駅下車
・JR掛川駅から徒歩で10分
・JR掛川駅からタクシーで約3分

車で行く場合

東名自動車道 掛川ICから国道1号線(東海道)を通って約7分
■掛川城、カーナビの登録は以下の情報で!
住所:静岡県掛川市掛川1138−24

駐車場

金沢城周辺の駐車場で一般車が入れるのは掛川城公園 駐車場、 大手門駐車場の2つあります。
■掛川城公園 駐車場
住所:〒436-0079 静岡県掛川市掛川1138番地の33
0537-61-1151
■大手門駐車場
住所:〒436-0091 静岡県掛川市城下8−1

掛川城、最寄りの場所からのアクセス方法

掛川城は、室町時代、駿河の守護大名・今川義忠が遠江進出を狙い、重臣の朝比奈泰煕に命じて築城させたのが始まりです。当時の城は、掛川城から東に500mほど離れた天王山にあり、朝比奈氏が城代をつとめていました。しかし、遠江における今川氏の勢力拡大に伴い、掛川古城では手狭になり、1512年(永正9年)頃に現在の位置に掛川城が築かれました。元々掛川城があった場所は、掛川古城と呼ばれています。徳川方に攻められた今川氏が籠城した際に、本丸天守曲輪の霧吹き井戸から濃い霧が立ち込めて城を守ったという伝説があり、このため「雲霧城」という別名もあります。
掛川城は静岡県掛川市にある平山城で、JR東海道本線「掛川駅」から北に徒歩8分の位置にあります。車だと城の北側に駐車場の便利ですが、あまり収容台数が多くないため、JR掛川駅前(北口)側の駐車場に止めて徒歩で訪れることを推奨します。
JR掛川駅から北に真っすぐ大手通を進むと、ほどなくして逆川と左に太鼓櫓、その奥に天守閣が見えてきます。

掛川城を散策する

太鼓櫓について

掛川城_太鼓櫓と天守(遠景)
掛川城_太鼓櫓と天守(遠景)
掛川城_太鼓櫓と天守(近景)
掛川城_太鼓櫓と天守(近景)
掛川城_太鼓櫓と石垣
掛川城_太鼓櫓と石垣
JR掛川駅から徒歩で進むと最初に見えるのが太鼓櫓です。
太鼓櫓とは、城下に時を知らせるための大太鼓を納めてあった建物です。掛川城の場合は三の丸にありましたが、江戸時代末期の1854年(安政元年)に発生した安政東海地震で大破してしまいましたが、その後再建されました。何度かの移転の末、1955年(昭和30年)に三の丸から荒和布櫓のあった現在の位置に改築の上、移築されました。建物は木造2階建て、入母屋、桟瓦葺きで、腰壁は下見板張り縦押縁押え、外壁は真壁造りで漆喰仕上げです。外観のみ見学することができます。 
掛川城は1869年(明治2年)に廃城となり、1871年(明治4年)に廃藩置県が行われると多くの建物は払い下げとなり、太鼓櫓も民間の手に渡りました。数度持ち主が変わりましたが、当時使われた大太鼓は、現在市の文化財に指定され、掛川城二の丸御殿の広間に展示されています。ぜひ見学してみてください。

四足門について

掛川城_四足門(遠景)
掛川城_四足門(遠景)
掛川城_四足門
掛川城_四足門
掛川城_四足門と天守(近景)
掛川城_四足門と天守(近景)
太鼓櫓を左に見ながら逆川を越え、緩やかな坂道を少し上ると、左手に四足門があります。登城はこの四足門からになります。
大手門は掛川城の城内に入る最初の門として、天守閣と共に掛川城の威厳を示すに相応しい最大の櫓門です。1993年(平成5年)に行われた発掘調査で、礎石根固め石が12か所確認され、天守閣に続いて1995年(平成7年)に復元されました。(当時の位置から50mほど北に復元されています。)大きさは間口約12.7m、奥行約5.4mの二階建てで、木造日本瓦葺き入母屋づくりになっています。白壁で板ひさしが配され、棟の上にはシャチ瓦が飾られた勇壮な構えです。

掛川城の天守について

掛川城_天守に続く石段
掛川城_天守に続く石段
掛川城_天守(天守丸から見た)
掛川城_天守(天守丸から見た)
掛川城_天守最上階の部屋
掛川城_天守最上階の部屋
四足門をくぐると左手に受付があり、ここでチケットを購入します。くぐったところから本丸となり、右手にある天守丸に続く階段を登り、天守を目指します。
掛川城天守閣は、外観3層、内部4層からなります。日本初の木造復元城で、天守の中は青森ヒバが使われています。 約12m×10mの天守閣は、決して大きいものではありませんが、東西に張り出し部を設けたり、入り口に付櫓(つけやぐら)を設けたりし、外観を大きく複雑に見せています。
1階、2階に比べ4階の望楼部が極端に小さいのは、殿舎の上に物見のための望楼を載せた、出現期の天守閣のなごりといえます。白漆喰塗り籠めの真っ白な外容は、京都聚楽第の建物に倣い、黒塗りの廻縁・高欄は大阪城天守閣に倣ったと考えられています。

霧吹き井戸について

掛川城_天守丸の霧吹井戸
掛川城_天守丸の霧吹井戸
天守丸には天守の他に霧吹き井戸が現存しています。(天守台の脇にあります。)
東海を制す重要な拠点だった掛川城には、さまざまな言い伝えが残っており、霧吹き井戸の伝説もそのひとつです。先ほども述べましたが、1569年(永禄12年)西から徳川家康、東から武田信玄に攻められた駿河の今川氏真(いまがわうじざね)は、重臣朝比奈泰朝の掛川城へ逃げ込みます。この城を落とそうと家康が攻撃を仕掛けた際、井戸から立ちこめた霧が城をすっぽりと覆い隠し、徳川軍は攻撃できなくなったといいます。以来、掛川城は「雲霧城」とも呼ばれるようになりました。この井戸は昭和35年(1960年)頃まで使われていたとのことです。

二の丸御殿について

掛川城_二の丸御殿
掛川城_二の丸御殿
掛川城_二の丸御殿と庭
掛川城_二の丸御殿と庭
掛川城_二の丸御殿内にある太鼓
掛川城_二の丸御殿内にある太鼓
天守閣から階段を下りて左手に向かうと、二の丸御殿があります。
二の丸御殿は、城主の公邸、藩の役所、公式式典の場などとして使用されました。書院造と呼ばれる建築様式で、畳を敷きつめた多くの室が連なり、各室は襖によって仕切られています。この御殿は二の丸に建てられた江戸時代後期の建物で、現存する城郭御殿としては、京都の二条城など全国で4箇所しかない貴重な建築物です。(残りの高知城と川越城は本丸御殿が現存しています。)
当初は本丸にも御殿が作られましたが、老朽化したり災害に見舞われ、二の丸に移りました。1854年(嘉永7年)に起きた東海大地震によって倒壊しましたが、その後、当時藩主であった太田資功が再建したものが、現在の二の丸御殿になります。明治に至るまで、掛川藩の政務所として使われました。
1980年(昭和55年)に国の重要文化財に指定されています。現在、御殿内は入場可能となっており、採光や部屋割などをそのままにすることで、当時の風情を残しています。

掛川城、近くの観光地情報

掛川城下町やおすすめ観光スポットについてご紹介します。
掛川城は「東海の名城」と呼ばれ、美しさを残しつつ1994年に日本で初めて「本格木造天守閣」として復元されました。そんな掛川城を中心に広がる城下町には、歴史のある建物が多く残されており、観光地もたくさんあります。龍尾神社や吉岡彌生記念館などの観光地をはじめ、日坂宿の旅籠屋や清水邸庭園、日本報徳社など江戸時代の面影を感じられる建設物があります。また、掛川は江戸と京都を結ぶ東海道の中心地であり、東西で異なる文化や経済などが400年も行き交い続けたところです。
静かな城下町をゆったりと歩きながら、懐かしい日本を感じてみてください。

おすすめ観光スポット①|掛川城竹の丸

掛川城_竹の丸建物内
掛川城_竹の丸建物内
掛川城にある「竹の丸」は、当時城主だった山内一豊が、郭を付け加え、城を拡張した際に造られたと考えられています。竹の丸は、天守閣や本丸など、城の中心部に通じる道筋にあたり、防衛上重要な場所であったことから、家老など重臣の屋敷地に割り当てられていました。「竹の丸」という名称は、いつ頃から呼ばれていたのかわかっていませんが、18世紀初頭に描かれた「遠州懸河城郭図」には、「竹ノ丸」という表記あることから当時そのように呼ばれていたことがわかります。
現在の建物は、江戸時代から続く、葛布問屋「松屋」を営んでいた松本家が、本宅として建築した建物になります。主屋は明治36年に建造され、桁行10間、梁間7間半の「平屋建寄棟造」です。また、離れは大正末期から昭和初期にかけて、平屋建から二階建に増築されています。
2007年1月30日には、市の文化財指定を受けています。

おすすめ観光スポット②|掛川市ステンドグラス美術館

掛川市ステンドグラス美術館_丸ガラス
掛川市ステンドグラス美術館_丸ガラス
掛川市ステンドグラス美術館は、国内初の公立ステンドグラス美術館です。館内には19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代の作品約70点と、フランスのバラ窓10点を中心に常時展示しており、世界的に見ても大変珍しい美術館です。イギリスを代表するステンドグラス工房の最盛期に制作されたもので、技術的・装飾的にも極めて高度な作品がそろっています。
当館では、本来教会の窓装飾として使用されているステンドグラスが、間近で見ることができます。また、美術館としては珍しい写真撮影が可能で、インスタ映えスポットもたくさんあります。ステンドグラスは、毎日その日や時間の違いで微妙に変化する光によって、様々な表情を見せてくれます。光を通して見る本物のステンドグラスの美しさとその技術をご堪能してみては。

掛川城から竹の丸、掛川市ステンドグラス美術館への行き方

二の丸御殿から北に徒歩一分ほどです。
特に車の移動は必要ない距離だと思います。
道路を挟んで同じエリアに2つの施設ともありますので同時に見学されるといいでしょう。

掛川城の御城印と百名城スタンプ

御城印の販売場所

・二ノ丸御殿の売店
・300円
・JR掛川駅内、掛川観光案内所
・1,000円(遠州三城セット)

百名城スタンプの場所

・二ノ丸御殿の売店

掛川城の入城情報

所在地

住所:〒436-0079 静岡県掛川市掛川1138−24

開城時間

9:00~17:00(入城は16:30まで)
天守閣、御殿の建物が見学できます。

休城日

年中無休

料金

個人
・大人(高校生以上) 410円
・小中学生 150円