川に面した城郭、酒井忠次が治めた東三河の要
吉田城 鉄櫓08
吉田城の見どころとイベント
吉田城と言えば、豊川の川沿いに面した美しい櫓と石垣が有名です。
その姿は、東海道五十三次を描いた安藤広重はじめ多くの絵師によって描かれています。
吉田の地は、奥三河設楽郡から流れ込む豊川と東の浜名湖、東海道、姫街道といった大きな道路が通る物流の要。
徳川時代の酒井忠次、豊臣時代の池田輝政(=初代姫路藩主)、江戸時代の親藩・譜代の城であったことからもその重要さがうかがえます。
現在は本丸部分に石垣が残り、鉄櫓と一部の土塀が再建されています。
旧二の丸と三の丸の一部は公園として整備され、敷地内には、豊橋市美術館や三の丸公園として市民に親しまれています。
3月中旬から4月初旬にかけて、「吉田城春まつり」が行われ、様々な展示や市民マラソン大会が行われます。
江戸時代の絵師たちが堪能した川に浮かぶような城の姿、ぜひご覧ください。
その姿は、東海道五十三次を描いた安藤広重はじめ多くの絵師によって描かれています。
吉田の地は、奥三河設楽郡から流れ込む豊川と東の浜名湖、東海道、姫街道といった大きな道路が通る物流の要。
徳川時代の酒井忠次、豊臣時代の池田輝政(=初代姫路藩主)、江戸時代の親藩・譜代の城であったことからもその重要さがうかがえます。
現在は本丸部分に石垣が残り、鉄櫓と一部の土塀が再建されています。
旧二の丸と三の丸の一部は公園として整備され、敷地内には、豊橋市美術館や三の丸公園として市民に親しまれています。
3月中旬から4月初旬にかけて、「吉田城春まつり」が行われ、様々な展示や市民マラソン大会が行われます。
江戸時代の絵師たちが堪能した川に浮かぶような城の姿、ぜひご覧ください。
目次
吉田城へのアクセス方法
新幹線・電車で行く場合
・JR名鉄「豊橋駅」下車。豊鉄市内線(市電)「駅前」から約10分「市役所前」下車、徒歩5分
・JR東海道本線・豊橋駅から徒歩約20分
・JR東海道本線・豊橋駅から徒歩約20分
車で行く場合
東名高速道路/新東名高速道路、豊川ICより一般道で豊橋公園
駐車場
・豊橋公園
料金:無料
収容台数:100台
・豊橋市美術館
料金:500円
収容台数:70台
※豊橋市美術博物館を利用した方は3時間まで無料(駐車券を美術館に持参)
料金:無料
収容台数:100台
・豊橋市美術館
料金:500円
収容台数:70台
※豊橋市美術博物館を利用した方は3時間まで無料(駐車券を美術館に持参)
吉田城、最寄りの場所からのアクセス方法
JR豊橋駅から大手通り沿いをほぼまっすぐ北東方向に徒歩で25分ほどのところにあります。
バスで豊橋市役所あるいは豊橋公園に向かうと便利です。時間にもよりますが15分から20分間隔で運行しています。
車で来られる方は、豊橋公園内あるいは美術館内に駐車場があります。
今回は、豊橋公園内から本丸に入り、鉄櫓や続櫓と土塀、川沿いの石垣を見ながら水門跡を見ながらもう一度本丸に戻るルートでご紹介いたします。
バスで豊橋市役所あるいは豊橋公園に向かうと便利です。時間にもよりますが15分から20分間隔で運行しています。
車で来られる方は、豊橋公園内あるいは美術館内に駐車場があります。
今回は、豊橋公園内から本丸に入り、鉄櫓や続櫓と土塀、川沿いの石垣を見ながら水門跡を見ながらもう一度本丸に戻るルートでご紹介いたします。
吉田城を散策する
豊橋公園入口
旧三の丸の正門付近が豊橋公園入口となります。
江戸時代吉田藩とよばれたこの地は明治維新を経て「豊橋」となりました。
公園内を北にまっすぐ進むと「二の丸口跡」の石碑が、さらに進むと「冠木門跡」が見えてきます。
江戸時代吉田藩とよばれたこの地は明治維新を経て「豊橋」となりました。
公園内を北にまっすぐ進むと「二の丸口跡」の石碑が、さらに進むと「冠木門跡」が見えてきます。
千貫櫓跡と南多門櫓跡の石垣
更にまっすぐ進むと本丸の石垣群です。
本丸には南多門御門、北多門御門、裏御門の3つの入り口があり、最初の入口が南多門御門です。
現在門はなく左に千貫櫓跡の石垣、右に南多門櫓跡の石垣があり、その間を入っていくと本丸です。
千貫櫓跡の石垣手前には土塁跡もあるのでお見逃しなく。
本丸には南多門御門、北多門御門、裏御門の3つの入り口があり、最初の入口が南多門御門です。
現在門はなく左に千貫櫓跡の石垣、右に南多門櫓跡の石垣があり、その間を入っていくと本丸です。
千貫櫓跡の石垣手前には土塁跡もあるのでお見逃しなく。
本丸
本丸は四方を石垣に囲まれた広場になっています。
左手奥に鉄櫓(くろがねやぐら)があり、右奥が入道櫓跡、入ってすぐ右奥が辰巳櫓跡です。
鉄櫓と入道櫓の石垣群の間が北多門御門となり、豊川沿いの散策路に出れるようになっています。
左手奥に鉄櫓(くろがねやぐら)があり、右奥が入道櫓跡、入ってすぐ右奥が辰巳櫓跡です。
鉄櫓と入道櫓の石垣群の間が北多門御門となり、豊川沿いの散策路に出れるようになっています。
鉄櫓
鉄櫓は、模擬再建(=他の城を模してつくられた)された建築物で、中が資料館になっています。
公開日は、土日だけです。鉄櫓の右側はちょっとした踊り場になっていてここから豊川がきれいに見えます。
公開日は、土日だけです。鉄櫓の右側はちょっとした踊り場になっていてここから豊川がきれいに見えます。
豊川と本丸入口
北多門御門跡の石段を下ると豊川沿いの散策路に出ます。
当時この辺には舟入用(荷物運搬用)の出丸がありました。
左に石垣、右に豊川、奥に豊川大橋の構図は何とも言えない趣があります。
当時この辺には舟入用(荷物運搬用)の出丸がありました。
左に石垣、右に豊川、奥に豊川大橋の構図は何とも言えない趣があります。
金柑丸空堀と三の丸土塁
川沿いを右手(東側)にちょっと進み公園内にもどると、金柑丸の空堀があります。
さらに奥に進むと三の丸会館があり、土手道を本丸に戻るように進むと二の丸の鉢巻土塁があります。
さらに奥に進むと三の丸会館があり、土手道を本丸に戻るように進むと二の丸の鉢巻土塁があります。
裏御門の石垣
土手を進むと、うっそうとした木々から裏御門の石垣が見えてきます。
裏御門から再度本丸に入り、豊川公園入口に戻ります。
裏御門から再度本丸に入り、豊川公園入口に戻ります。
吉田城の御城印と続百名城スタンプ
御城印販売場所
・豊橋市役所 東館1階 じょうほうひろば
開館時間:10時~12時、13時~15時
定休日:市役所の閉庁日
・豊橋市三の丸会館
販売時間:9時~16時
販売日:土・日曜日、祝日(年末年始を除く)
※令和4年6月1日からの豊橋美術博物館休館に伴い、販売場所が変更。
販売料金:1枚 300円(税込)
開館時間:10時~12時、13時~15時
定休日:市役所の閉庁日
・豊橋市三の丸会館
販売時間:9時~16時
販売日:土・日曜日、祝日(年末年始を除く)
※令和4年6月1日からの豊橋美術博物館休館に伴い、販売場所が変更。
販売料金:1枚 300円(税込)
日本続100名城スタンプ設置場所
・吉田城鉄櫓内
住所:豊橋市今橋町3番地(豊橋公園内)
開館時間:午前10時~午後3時
休館日:月曜日・年末年始(※月曜日が祝日の場合は開館)
※吉田城鉄櫓が休館の場合は下記の場所にてスタンプの押印ができます。
・豊橋市役所東館13階 手筒花火体験パーク
住所:豊橋市今橋町1番地
開館時間:午前8時~午後9時30分
休館日:無し
入館料:無料
住所:豊橋市今橋町3番地(豊橋公園内)
開館時間:午前10時~午後3時
休館日:月曜日・年末年始(※月曜日が祝日の場合は開館)
※吉田城鉄櫓が休館の場合は下記の場所にてスタンプの押印ができます。
・豊橋市役所東館13階 手筒花火体験パーク
住所:豊橋市今橋町1番地
開館時間:午前8時~午後9時30分
休館日:無し
入館料:無料
吉田城の入城情報
所在地
住所:豊橋市今橋町3番地(豊橋公園内)
開城時間
午前10時~午後3時
休城日
月曜日・年末年始
※月曜日が祝日の場合は開館
※月曜日が祝日の場合は開館
料金
無料
制作スタッフ紹介
記事&写真担当
歴史作家。城郭ナビゲーター。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。
城巡り歴は約40年ほど。防衛施設としての城もさることながら城下町としての街づくりが好き。
特に江戸時代の教育・文化・経済に強く惹かれています。
日本100名城、日本続100名城を中心に訪れたお城の数は150城を超え、2025年に200城を目指し日夜研鑽中。
現在、城トリップで仲間たちと城巡りの情報交換を行いながら記事更新しています。